思考の畔で

ニュースとか、生きていて思ったこととかなんでも、思ったこと書きます。無責任なことも言いますが、誰かの意見が聞けたら良いなと思います。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ざっくばらん いち

オフィスビルの灯りの向こうに、夕焼けの空が広がっている景色が好き 今以上が欲しくて告げたはずなのに、 手にあったもの以上をなくしてしまった こんなに誰かにとって一番でありたいと願ったことなかったよ 今までずっと、”嫌われなければいい”と思って生…

物体の裏表から感じる印象について

本がここにあること: 本の表紙がこちらを向いているときと、表紙が向こうを向いている時 私の心が受け取る印象には明らかな差があった そのかわり、背がこちらを向いているか小口がこちらを向いているかはほとんどもたらす印象に差はなかった ペットボトル…

例外を認める必要について

極論は苦手だ 例外を認めないのは意地悪だと思うし、融通の聞かない、 柔軟性を無視した言い分だから 物事を簡単にしようとする怠慢と傲慢のような気がする しかし、物事を簡単にしようとすることは大事だ 私は、1+1=2と、4+5=9に同じ考え方を応用…

人の人を愛するという事象の謎

人の人を愛するという事象はなんだろう 私はなぜ、人が人を愛するという現象をうまく理解できないのだろう 私には何がわからない? 人を好きになるということ? 人に触れたいと思ったり、唇を重ねたいと思うこと? 確かに私のこういう感覚は、二次的であり、…

大きくなりたい

心の優しい人になりたいと思う 私はどうしても、視野が狭くなりがちで、 何かを見てはあーあと思う そうではなく、世界を抱き締めるみたいに、 そういうこともあるよねと受け止める大きさがほしい

つれづれ。カレンダーの15日にトラップ

私の頭は基本的にはぽんこつなので、 お盆を挟むとそれまで継続していたことでもすっかり忘れる そして頭がいつもの状態になると、「あれ? そういえば……」と思い出す これは私生活だけではなく仕事も同じ なので、仕事は金曜日に終わらせなくてはならないす…

生まれる前の、私の名前

私は体育館でする運動部所属だったから、 いつも体育館の上の窓のふちによじのぼって、友だちと色んな話をした 夏はそこからグラウンドを見たり、テニスコートを眺めたりしながら、 暑さのせいでほてった体をクールダウンさせていた そうしながら今度は、い…

君が中心にいる世界に住みたい

何を自分の世界の中心にするのかなんて決まっちゃいないが、 その中心にあるものは自分の愛すべきものであり、愛しているものであって 自分がその中心にしたいものだと思っているものであることが望ましいと思う たとえば大学時代の私は、好きなことが他にあ…

産卵して、散乱させた

私は音楽からインスピレーションをもらうことが多くて、 そのたびに「音ってなんだろう」って考える ここで物理の授業で習った「振動」とかの話はしないんだけど 耳から脳みそに流れ込んでくる感じとか、 柿の種を読んでいて、ああ確かに目は自分で閉じるこ…

フィールドの中にあるポイズン

各時代に君臨する天才の存在で、世界という船はやっとうまいこと舵を切って前に進んでいるわけだが、そうなると彼らは、神(おそらく神)の用意したフィールドで、ああだこうだやりながら進んでいく我々人間にとって、神が与えたいわば”お助けキャラ”である …

人間的営みの中で得た物質・物量的経験について

確かに考えてみれば、こんな、このくらいの小さい空間で、何を考え、何を作り出すというの? この脳みそはアインシュタインやピカソ、レオナルド・ダ・ヴィンチの脳や頭部が、人よりも容量があったと言うならばまだしも いやまず、体積は何と比例していると…

額縁の中から世界を見るだけ

私がダリの絵に夢中になっていた頃、よく見ていた夢がある ある日起きたら私は、ダリの描くオブジェクトの1つになって、 額縁の中から世界を見ている 私はとある時汽車だし、あるときは足の長い動物 だけど体のほとんどは動かせなくて、ただ目だけがきょろ…

おそらく、忘却の闇

創造者が迷い込む暗く深い森がある。 その森は闇と言っても差し支えないほど、何しろ暗い。 そこでは方位磁石も訳には立たないし、こだまがしたりしなかったりする。 光の差してくる方向も、鳥が飛んできて帰ってゆく方向も、 みんなばらばらでちぐはぐなの…

【本から】河童/芥川龍之介 著

けれどもお産をするとなると、父親は電話でもかけるやうに母親の生殖器に口をつけ、「お前はこの世界へ生れて来るかどうか、よく考へた上で返事をしろ。」と大きな声で尋ねるのです。バツグもやはり膝をつきながら、何度も繰り返してかう言ひました。それか…

【本から】硝子戸の中/夏目漱石 著

或時私は二階へ上って、たった一人で、昼寝をした事がある。その頃の私は昼寝をすると、よく変なものに襲われがちであった。私の親指が見る間に大きくなって、いつまで経っても留らなかったり、あるいは仰向に眺めている天井がだんだん上から下りて来て、私…