最近、笑っていないと思ったら、泣いてもいなかった
最近、笑っていないと思ったら、泣いてもいなかった
世界を自分中心で見ているのか?
大人が「妥協して生きていく者」だと定義するならばそうはなりたくないなどと青臭いことを思っていた私が、
このことを青臭いという表現を使って、
全力を尽くすことなく世の中に恭順している自分を受け入れている
このことを再認識できた今日は自分の人生において重要だったと思うけれど
私は今、諸問題に慣れて
一生懸命になり、繊細でありつづけたことを忘れてしまったような気がする
妹にはいつまでも「考えすぎ」だとか、
「あんたみたいに世の中のニュースをみて喜怒哀楽できるような人は逆に羨ましい」などと言われていた私が、
(ああ私、今妹みたいになっているな)と思っている
不感症になってしまっているこの精神を、
もう一度研ぎ澄ますのだと
自分の持って生まれた浄化作用は決して強くはないけれど
それを活用して精神を洗い流したいと思う
世の中で器用に生きていけるタイプでないことは百も承知だから
そうではないフィールドにいつづけるために、
他者との違いを明確に自覚していられる自分であるために